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Ｇジェネレーションシリーズ。ＰＳ２版ということで期待が高かったが、それは裏切られた。
前作、ＧジェネレーションＦは自由度が非常に高く、ＭＳや戦艦も数多く、 ガンダム好きには納得のいく良作であった。今作は今ありがちな「３Ｄ化と同時に駄作化」である。 前作の美点をことごとく台無しにしている。まずメンバーがある程度最初から決まっていること。 決まったメンバーでやるなんてスーパーロボット大戦じゃないか。 グラフィックは確かに３Ｄになり綺麗なことは綺麗かもしれないが、 登場ＭＳがなぜ減っているのか。Ｇジェネレーションと名乗って欲しくない。 システムは大幅に変更を受けた。まず、ターン制ではあるのだが、 １ターンの間に速度の高いキャラ（敵味方含め）から先に動くというもの。 タクティクスオウガのシステムに近い。敵味方が交互にまとめて動くより戦略性が必要になってくる。 もう一つ、武器の使用に関してだ。キャラによってブロック数が決まっていて そのブロック分だけの武器が使えるシステム。キャラによって近、中、遠と得意分野があり、 上記のシステム同様中々よく考えているなと思う。 しかし、先に述べたように自由度が無いことと、ＭＳ数が減ったことがスポイルしてしまっている。 これじゃ、Ｇジェネだかなんだかわからない。「開発」「設計」があるからこの名前なのだ。 １周終わっただけでもう開発や設計が行き詰る。もう１周やろうとかそういう気持ちに全然ならない。 せっかくいいシステムを採用したんだから、前作の良さだけは残して欲しかったなぁ。 |
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