マザー3


機種  GBA    ジャンル RPG

 前作マザー2の発売から約12年。ようやくというか、もう忘れかけてたころに発売日を知った。
実は任天堂64で発売される予定だったが、結局アドバンスでの発売となった。
開発には2同様、糸井重里氏がかかわっている。
 前作は木村拓哉のCM、「おとなもこどももおねーさんも」というフレーズで話題になったし
さらにマザー1+2の登場で1の存在も世に知れ渡った。
 今作のテーマは「奇妙で、おもしろい。そして、せつない。」
このゲームをクリアしての率直な感想は、前作の方が10倍は面白かったなぁ、ということ。
RPGということで、ようは冒険なんだけど、その展開の仕方がいまいちで、
次にどこにいくのかな?という楽しみが全く無いし、後戻りもできない。(テレポートもない)
基本的に一本道なのでなにやらつまらない。「やらされてる」感を強く感じた。
舞台が一つの島で展開されているので、世界観といった意味では前作の方が良い。
 とにかく物語の展開が急すぎる。最初は主人公毎にストーリーがあり(DQ4みたいな感じ)
これは良かったと思うが、このゲームは雰囲気を楽しむゲームだと思うのだ。
そういう「間」というか落ち着ける時間がなく、次々と敵、ダンジョンが出てくるので、
慌しいというかなんというか。
 別に主人公が赤い帽子をかぶった少年じゃなくなったとか、武器がバットじゃなくなったとかは
私はどうでもいいと思っている。いずれそんなものは変わっていくから今のうちに
変えてしまったほうが妥当だと思うからだ。セーブポイントが多いのもいいと思う。
やはり携帯ゲームである以上、ちょっとした時間にやる、といった人が多いから
その配慮には好感が持てる。
 前作マザー2と違うところはフレーズの最後、「せつない」といったところか。
最後までハッピーエンドかバッドエンドがよくわからない。というかすっきりしない。
これが特に一番の不満。とりあえずハッピーエンドなんだろうけど、モヤモヤしたまま
終わってしまったと感じたのは私だけではないはずだ。皆さんはどうだろうか?


総合得点 100点満点中  50点
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